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防水工事とシーリング工事の違いって何?松阪市の専門業者が分かりやすく解説

建物の雨漏り対策や長期的な維持管理を考える際、防水工事とシーリング工事という言葉を耳にすることがあります。
しかし、これらの工事にはどのような違いがあるのか、具体的にご存知でしょうか。


 

 

三重県松阪市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装をはじめとした各種塗装工事、防水工事、シーリング工事を手がけている永戸塗装です。
平成21年の創業以来、一級建築塗装技能士の確かな技術で、松阪市・津市・多気郡など三重県内各地のお客さまに安心品質をお届けしています。
今回は、よく混同されがちな防水工事とシーリング工事の違いについて、専門業者の視点から詳しく解説いたします。

 

防水工事とシーリング工事の基本的な違い

防水工事とシーリング工事は、建物を水の侵入から守るという共通の目的を持ちながらも、対象範囲や施工方法が大きく異なります。
国土交通省の建設業法における業種区分においても、防水工事は「アスファルト、モルタル、シーリング材等によって防水を行う工事」として定義され、幅広い工法が含まれています。

 

■ 防水工事の目的と対象範囲

防水工事は、建物の屋上、ベランダ、外壁面など広範囲に防水層を形成し、雨水の浸入を根本的に防ぐ工事です。
主に面的な防水処理を行い、建物全体の構造を水害から守る役割を担います。
対象となる箇所は屋上・陸屋根、ベランダ・バルコニー、外壁面、地下室などで、建物の基本的な防水性能を確保する重要な工事となります。

 

■ シーリング工事の目的と特徴

シーリング工事は、建物の各部位に生じる隙間や接合部分に、柔軟性のあるシーリング材を充填して気密性と防水性を確保する工事です。
線的な防水処理が中心となり、建物の細部における水の侵入を防ぎます。
対象箇所は外壁のサイディングボード間の目地、窓やドア周りのコーキング、タイルの目地、配管貫通部などで、建物の各部位の防水性能を補完する役割を果たします。

 

 

具体的な施工内容と工法の違い

防水工事とシーリング工事では、使用する材料や施工手順が大きく異なります。
それぞれの工法を詳しく見ていきましょう。

 

■ 防水工事の主な工法

工法名
特徴
適用箇所
アスファルト防水
アスファルト系材料を用いた伝統的工法。高い防水性能と耐久性を持つ
屋上・陸屋根
ウレタン防水
液体状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成。複雑な形状にも対応
ベランダ・バルコニー
シート防水
合成樹脂製シートを貼り付ける工法。施工期間が短い
大面積の屋上
FRP防水
繊維強化プラスチックを用いた軽量で強固な防水層
ベランダ・歩行デッキ

「参照:国土交通省 建設工事の内容、例示、区分の考え方」

 

■ シーリング工事の施工方法

シーリング工事には、既存のシーリング材の状態に応じて「打ち増し」と「打ち替え」の2つの方法があります。
打ち増しは、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を充填する方法で、劣化が軽微な場合に適用されます。
一方、打ち替えは劣化したシーリング材を完全に除去してから新しいシーリング材を充填する方法で、より確実な防水性能が期待できます。
 
使用するシーリング材には、シリコン系、変成シリコン系、ウレタン系、ポリサルファイド系などがあり、施工箇所の条件や求められる性能に応じて適切な材料を選択します。

 

専門業者からのアドバイス
シーリング工事は防水工事の一部として位置づけられることがあります。
国土交通省の建設業許可事務ガイドラインでも、シーリング工事は防水工事業の例示工事として記載されており、総合的な防水対策の重要な要素となります。

 

松阪市・津市エリアで注意すべき地域特性

三重県松阪市・津市エリアは、太平洋に面した地域特有の気候条件があります。
年間を通して湿度が高く、梅雨時期の長雨や夏場の台風、冬場の季節風など、建物の防水性能に影響を与える要因が数多く存在します。

 

■ 気候条件に応じた工事選択

松阪市・津市エリアでは、年間降水量が全国平均を上回る傾向にあり、特に6月から7月の梅雨時期と9月から10月の台風シーズンは注意が必要です。
このような気候条件を考慮すると、屋上やベランダには高い防水性能が求められるため、アスファルト防水やウレタン防水などの本格的な防水工事が推奨されます。
一方、外壁のサイディング目地や窓回りのメンテナンスについては、定期的なシーリング工事による補修が効果的です。

 

■ 適切な工事タイミング

三重県内での防水工事・シーリング工事は、梅雨入り前の4月から5月、または台風シーズン終了後の11月から12月が最適なタイミングとなります。
この時期は降水量が比較的少なく、気温も安定しているため、材料の硬化や乾燥に適した条件が整います。

 

費用・工期・耐久性の比較

防水工事とシーリング工事では、施工規模や使用材料の違いにより、コスト面でも大きな差があります。

 

防水工事の特徴

工期:3日~10日程度(施工面積・工法による)

費用目安:㎡あたり5,000円~15,000円

耐用年数:10年~20年

メリット:根本的な防水性能向上、長期間の安心

デメリット:初期費用が高い、工期が長い

シーリング工事の特徴

工期:1日~3日程度

費用目安:mあたり500円~1,500円

耐用年数:5年~10年

メリット:短期間・低コストで施工可能

デメリット:定期的なメンテナンスが必要

「参照:建設業経営情報分析センター」

 

永戸塗装では、お客さまの建物の状況や予算に応じて、最適な工法をご提案いたします。
一級建築塗装技能士による確実な診断と、自社足場による工期短縮・コスト削減で、松阪市・津市エリアのお客さまに安心品質をお届けしています。
防水工事とシーリング工事の違いを理解し、建物の状況に応じた適切なメンテナンス計画を立てることで、長期的な建物保護を実現できます。

 

お問い合わ
塗装工事の見積もりは三重県松阪市の業者『永戸塗装』へ
永戸塗装
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