外壁の藻・カビが何度も繰り返す…根本原因と防カビ性能の高い塗料比較

外壁に発生する藻やカビは、見た目の美しさを損なうだけではなく、建物の劣化を加速させる重大な問題です。「何年か前に塗装したのに、また藻が生えてきた」「定期的に高圧洗浄しているのに、カビが繰り返し出現する」こうした悩みを抱えている住宅所有者や施設管理者は少なくありません。実は、藻やカビが何度も繰り返す理由は、単なる気候や湿度だけではなく、塗装時の根本的な対策不足にあるのです。
本記事では、三重県松阪市を中心に塗装工事を手がけてきた永戸塗装の経験知見をもとに、外壁の藻・カビが繰り返す根本原因と、その抜本的な解決方法、そして防カビ性能が高い塗料選びについて、詳細に解説いたします。
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三重県松阪市を中心に、外壁塗装・防水工事・シーリング工事を専門とする永戸塗装では、数多くの住宅・施設で藻やカビによる外壁劣化の相談を受けてきました。特に松阪市は海に近く、塩分を含んだ季風や高い湿度が特徴であり、防カビ対策が他地域以上に重要な要素となります。
本記事では、なぜ藻・カビが繰り返し発生するのか、その根本原因から対策まで、実務的な知見をお伝えいたします。
なぜ外壁の藻・カビは何度も繰り返すのか

■ 外壁に藻・カビが発生するメカニズム
外壁に発生する藻やカビは、建物表面上の微生物が増殖することで起こります。これらは単なる「汚れ」ではなく、以下の3つの条件が揃うことで繁殖します。
条件1:湿度
70%以上の高い湿度環境では、藻やカビが急速に繁殖します。
条件2:栄養
外壁表面の塗料の炭素成分・チリ・排気ガスなどが栄養源になります。
条件3:温度
5℃~35℃の温和な温度帯が藻・カビの繁殖に最適です。
■ 根本原因となる4つの要因
藻・カビが何度も繰り返す理由は、初回の塗装時点で以下の根本原因に対策が講じられていない可能性が高いです。
下地処理の不十分さ
前回の塗装が剥がれ始めても、その上から新しく塗装してしまう場合があります。古い塗膜の上に新しい塗料を塗っただけでは、剥がれやすく、すきまに湿度がこもりやすくなるため、藻やカビが発生しやすい環境が形成されます。特に、既存の藻やカビを完全に除去せずに塗装する場合、カビの根(菌糸)が残存し、新しい塗膜を突き破って繁殖することすらあります。
低グレード塗料の使用
安価な塗料を選択すると、防カビ性能が低く、塗膜が厚くならないため、微生物が増殖しやすい環境になります。また、低グレード塗料は耐久年数が短いため、塗膜の劣化に伴い、藻・カビが発生するリスクが高まります。
防水性と通気性のバランスの欠如
雨水を遮断する「防水性」を重視しすぎると、外壁内部に湿度がこもりやすくなります。一方、通気性を優先しすぎると、表面に水分がとどまりやすくなり、藻・カビが繁殖しやすくなります。この両者のバランスが取れていない場合、藻・カビ環境が形成されます。
地域気候への対応不足
三重県松阪市のように海に近く、高い湿度と塩分を含んだ季風が特徴の地域では、一般的な塗装では対応が不十分です。地域特性に合わせた防カビ・防藻対策が必須となります。
■ 藻・カビが再発する真の理由
藻・カビが繰り返し発生する真の理由は、「根本対策がされていない塗装工事」にあります。一時的に見た目は綺麗になっても、以下の点が改善されていなければ、数年後には必ず再発します。
- ① カビの根(菌糸体)が外壁内部に残存している
- ② 防カビ性能が低い塗料を使用している
- ③ 下塗り(プライマー)に防カビ機能がない
- ④ 定期メンテナンスが実施されていない
- ⑤ 軒下や北面など、通風不足エリアの対策が不十分
防カビ性能が高い塗料の種類と特徴

■ 光触媒塗料(酸化チタン系)
光触媒塗料は、太陽光を受けることで化学反応を起こし、塗膜表面の汚染物質・藻・カビ菌を分解・除去する機能を持つ次世代塗料です。
光触媒塗料は、継続的に藻・カビを自動分解するため、最も効果的な防カビ対策です。ただしコストが高いため、特に藻・カビが出やすい北面や軒下部分への部分使用も検討できます。
■ 銀イオン系防カビ塗料
銀イオンを塗料に配合した塗料で、銀の抗菌作用により、藻やカビ菌の増殖を長期間抑制します。医療機関でも採用される実績がある信頼性の高い防カビ方式です。
銀イオン塗料は光触媒塗料よりも低コストでありながら、実績に基づいた信頼性の高い防カビ性能を持つため、バランスの取れた選択肢として推奨されます。
■ 低汚染性塗料(通気性高塗料)
低汚染性塗料は、通気性を確保しながら、塗膜表面に汚染物質やカビの付着を防ぐ機能を持つ塗料です。特に通気性が重要な外壁(モルタル・ALC・タイルなど)に適しています。
通気性が必須の建物素材の場合、低汚染性塗料は最適な選択肢です。ただし防カビ効果は光触媒や銀イオン塗料ほど高くないため、防カビプライマー(下塗り)との組み合わせが重要です。
■ 防藻・防カビ添加配合塗料
防藻・防カビ成分(銅・鉛等の金属化合物)を直接塗料に混入した塗料です。比較的低コストで防カビ機能を実現でき、多くの塗装業者で採用されています。
防藻・防カビ添加塗料は、コストパフォーマンスに優れており、下地処理と防カビプライマーを組み合わせることで、十分な防カビ効果が期待できます。
塗料の性能比較表
■ 防カビ塗料の耐久性と費用の関係
防カビ塗料を選択する際、「防カビ性能」「耐久年数」「費用」の3つのバランスを理解することが重要です。以下の比較表を参考に、建物の状況と予算に応じて最適な塗料を選択してください。
防カビ塗料選びのポイント
最も重要なのは「塗料そのもの」ではなく「下地処理+下塗り+上塗りの組み合わせ」です。いくら性能の高い上塗り塗料を選んでも、下地にカビが残存していたり、プライマーに防カビ機能がなければ、効果は期待できません。永戸塗装では、選択する上塗り塗料に応じて、最適な下塗りプライマーを組み合わせ、根本的な防カビ対策を実施いたします。
藻・カビを根本から防ぐ施工方法
■ 下地処理:藻・カビ完全除去の手順
防カビ塗装の成功を左右する最も重要な工程が「下地処理」です。既存塗膜に藻やカビが繁殖している場合、単なる高圧洗浄では対応できません。以下の手順で、根本的な除去を行う必要があります。
- ステップ1:既存塗膜除去
既存塗膜が浮き・剥がれしている場合、スクレーパーやサンダー、ケレン工具で完全に除去します。特にカビが繁殖している部分の塗膜は、根こそぎ除去することが重要です。 - ステップ2:高圧洗浄+抗菌剤処理
高圧洗浄(150bar以上)で、表面の藻・カビ・汚れを除去した後、抗菌・殺菌剤(次亜塩素酸系など)を塗布し、残存する菌糸を化学的に除去します。ここが手抜きされやすい工程ですが、後の防カビ効果を大きく左右します。 - ステップ3:充分な乾燥期間
洗浄後、最低でも2~3日の乾燥期間を設け、外壁の含水率が低下した状態で塗装に進みます。湿った状態で塗装すると、塗膜が密着しにくくなり、藻・カビの再発につながります。 - ステップ4:クラック・シーリング補修
外壁に存在するひび割れやシーリング劣化部分から、湿度がこもりやすくなります。塗装前に、全てのクラック・シーリング部分を補修し、水密性を確保します。
永戸塗装では、この下地処理工程に特に注力し、施工期間の目安として「高圧洗浄から塗装開始まで最短5日間」を確保しています。短期工事で費用を削減する場合でも、この下地処理期間の短縮は行いません。
■ 防藻・防カビプライマー(下塗り)の重要性
下地処理の次に重要なのが「プライマー(下塗り)」の選択です。プライマーには複数の役割があり、防カビ対策において最も効果的です。
- 役割1:表面密着性の向上
プライマーは上塗り塗料の密着性を高め、塗膜の剥がれを防ぎます。剥がれが発生すると、そこからカビが再発するため、密着性は防カビの基本条件です。 - 役割2:防カビ成分の供給
防カビ専用プライマーには、銀イオンや銅系防カビ成分が配合されており、塗膜内から継続的に防カビ効果を発揮します。これにより、上塗り塗料の防カビ性能が強化されます。 - 役割3:水分遮断
プライマーが外壁内への水分浸入を防ぐことで、カビが繁殖する湿度環境を形成させません。特に防水性プライマーを選択することが重要です。
一般的な安価な工事では、防カビ機能のない普通のプライマーが使用されることがあります。必ず「防藻・防カビプライマー」「防水性プライマー」であることを確認し、見積書に明記されていることが重要です。
■ 通気性と防水性のバランス
防水性と通気性のバランスは、藻・カビ対策において最も難しい課題です。建物の素材と気象条件に応じて、異なるアプローチが必要です。
モルタル・ALC外壁
推奨:通気性重視
吸水性素材であるため、過度な防水性は内部に湿度をこもらせ、カビが繁殖しやすくなります。防水性プライマー+低汚染性塗料の組み合わせが最適です。
窯業系サイディング
推奨:防水性重視
経年劣化によるひび割れが発生しやすいため、高い防水性が必須です。防水性プライマー+防水性の高い中~上級塗料(シリコン以上)を推奨します。
金属製外壁・屋根
推奨:防水性+防錆性重視
金属特有の結露対策として、透湿性防水プライマー+防錆・防カビ機能が高い上級塗料(フッ素・無機)が最適です。
「この建物には通気性が必要か、防水性が必要か」の判断は、建築素材と地域気候の知識が必要です。永戸塗装では、無料の外壁診断時に、お客様の建物に最適な塗装方法をご提案いたします。
三重県松阪市の気候条件と防カビ塗装
■ 松阪市の湿度・降水量と藻・カビの関係
三重県松阪市は、太平洋に面した地域であり、高い湿度と塩分を含んだ季風が特徴です。これらの条件が重なると、全国的に見ても「藻・カビが発生しやすい地域」となります。
高い年間降水量
松阪市の年間降水量は全国平均より高く、特に梅雨・台風シーズンに集中します。雨に濡れた外壁は、乾きにくく、藻・カビが増殖しやすい環境です。
高い相対湿度
年間を通じて相対湿度が高く、特に朝方の露付きが多い地域です。70%以上の湿度が続くと、藻・カビの増殖速度が加速します。
塩分を含んだ季風
海沿いの地域では、塩分を含んだ季風が外壁に付着し、付着塵埃となります。これが藻・カビの栄養源となり、増殖を促進します。
松阪市でのお住まい・施設では、一般的な塗装以上の防カビ対策が必須です。低グレードの塗料や、防カビ対策を含まない塗装では、数年で藻・カビが再発する可能性が高いため、初回から防カビ性能が高い塗料を選択することが、長期的には最も経済的です。
■ 年間を通じたメンテナンス計画
松阪市での外壁塗装の効果を長期保証するには、塗装後の定期メンテナンスが不可欠です。以下は、年間を通じたメンテナンス計画の目安です。
📅 春(3月~5月)
冬季に付着した埃や汚れを高圧洗浄で除去。藻が発生し始める前の洗浄がポイントです。
📅 梅雨前(6月初旬)
高温多湿になる梅雨前に、防カビ効果が維持されているかを点検。必要に応じて部分的なコーティングを追加。
📅 秋(9月~11月)
台風後の塩害調査・洗浄。また、冬季に向けた防水性の点検を実施します。
📅 冬(12月~2月)
結露による湿度上昇対策。特に北面や軒下の通風確保、ドレン清掃を確認します。
永戸塗装では、塗装完了後、定期的な無料点検サービスを実施しており、早期の劣化兆候を発見・対策することで、防カビ性能を長く保つことをお約束しています。詳細については、直接お問い合わせください。
防カビ塗装を依頼する際の注意点と業者選び
■ 防カビ性能を保証する業者の条件
防カビ塗装を依頼する際、「安さ」だけで業者を選んではいけません。後々のトラブルや再発を防ぐため、以下の条件を満たす業者を選ぶことが重要です。
- ✓ 条件1:下地処理について明確に説明できる
「藻・カビの根を完全に除去するため、高圧洗浄後に抗菌剤を塗布する」など、具体的な手順を説明できるか確認してください。曖昧な説明の業者は注意が必要です。 - ✓ 条件2:防カビプライマーを明記している
見積書に「防藻・防カビプライマー」「防水性プライマー」と明記されているか、確認してください。単に「プライマー」とだけ表記している場合は要注意です。 - ✓ 条件3:塗料のグレード・メーカーを明示している
見積書に「光触媒塗料(メーカー○○)」など、具体的な塗料名が記載されているか確認。製品名がない見積書は信頼性が低いです。 - ✓ 条件4:施工後の定期点検を約束している
「塗装後の定期点検を実施する」「10年保証」など、保証・アフターサービスが明記されている業者を選びましょう。 - ✓ 条件5:実績が豊富である
特に松阪市内での施工実績があり、地域の気候条件を理解している業者が理想的です。
永戸塗装は、代表が一級建築塗装技能士の資格を保有し、松阪市の気候条件に精通した外壁塗装・防水工事を実施しています。防カビ対策が必要な場合は、まずは無料診断をご依頼いただき、具体的な対策内容をご確認ください。
■ 保証内容と定期点検サービスの重要性
塗装後の「保証」と「定期点検」は、防カビ効果を長期間維持するための最後の砦です。業者選びの際に、必ず以下の項目を確認してください。
防カビ塗装は、初期投資では若干高くなりますが、再発による追加工事を防ぐことで、長期的には最も経済的な選択です。保証内容が充実している業者を選ぶことで、万が一の再発時にも安心できます。
外壁の藻・カビは、単なる美観の問題ではなく、建物の寿命に直結する重大な問題です。特に三重県松阪市のように高い湿度と塩分を含んだ季風が特徴の地域では、一般的な塗装では対応が不十分です。
根本原因から対策する「防カビ塗装」を選択することで、数年後の再発を防ぎ、長期間にわたって建物を守ることができます。本記事で解説した内容を参考に、信頼できる塗装業者選びと、適切な塗料・工法の選択をご検討ください。
永戸塗装では、松阪市の気候条件に精通し、根本的な防カビ対策を実施する外壁塗装・防水工事を専門としています。藻・カビの再発でお悩みの場合、まずは無料診断をご依頼いただき、具体的な対策内容をご確認ください。

塗装工事の見積もりは三重県松阪市の業者『永戸塗装』へ
永戸塗装
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